最初に「もったいないばあさん」の大型絵本を読み聞かせしました。
「何が始まるんだろう?」という顔の子どもたち。
すぐに絵本の世界に入り込み、みんな真剣です。
そこから、今見てきた車のリサイクルから始まる紙芝居プレゼンテーション。
暮らしの中でできることって何だろ?と考えるところで、たんちゃんといとちゃんの「もったいないクイズ」が始まりました。
「ちょっと恥ずかしいけど、たんちゃん、みんなの前でトイレに入ります。
ここでクイズです。たんちゃんがしている『もったいないこと』は何でしょうか?」
実況つきの劇のあと、みんな我先に!と正解を書き込んだ回答用紙を提出しに来てくれます。
「『もったいなくないトイレの入り方』をやってくれる人〜?」
「はい!」「はい!」
正解例を3年生の男の子2人が勇んで実演。
もちろん、大正解!
提出してくれた回答用紙も全員花丸でした。
トイレだけじゃない、暮らしの中でできる「もったいない」の実践。
ていねいに使う、最後まで使う、必要な人へ渡す。
話を聞きながら、子どもたちも時々、思ったことを発言します。
隣に座るお父さんやお母さんに、にこやかに話しかける姿もありました。
今回の社会科見学ツアーのテーマは「3Rってなあに?」
定義的には
Reduce(リデュース)
Reuse(リユース)
Recycle(リサイクル)
の3つのRこと。
それを小学生に、さらに、兄弟で参加している幼稚園の子どもたちに、どうやったら伝わるだろうか。
スタッフの間で話し合った結果、
「3Rってさ、なじみのある言葉でいえば、『もったいない』ってことじゃない?」
それを軸に、内容を組み立てました。
後日、兄妹で参加したお母さんが話してくれました。
「妹が、トイレに入るたびに『たんちゃん、もったいないことしてないかな?』って言うんです。」
ああ、良かった。
年中さんでも、ちゃんと「もったいない」が伝わっていました。
参加者のみなさんはどうでしたか?
お家でしている3Rと一緒に、アンケートで教えてくださいね!
(スタッフ 愛)